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  2. ランニング中にハンガーノック(低血糖)になるのを予防する

ハンガーノックとは

極度の低血糖のことを言い、語源は空腹(hunger)とノックダウン(knock down)。
つまり血糖値足りなすぎてやべーよ!って身体が警告している状態。

ハンガーノックの症状

症状としては

  • めっちゃ腹減る
  • 身体が動かなくなる(筋肉が固まる感じ)
  • 頭がぼーっとする(思考力の低下)
  • 手足がしびれる
  • 急に汗めっちゃ出る(冷や汗)

が大体でる。重要なのは、放置しておくと最悪の場合意識を失って昏睡状態になる事もある、ということ。


たかが低血糖、と思っていた時期が私にもありました。
ただ最近結構頻繁に症状が出るし、ランニングするときは1人なので危ないと感じて色々と調べてみた次第。

ハンガーノックになる原因

普段の生活でももちろん同じだけど、運動をするとさらに多くのエネルギーが必要。
それはどんな人でも大体わかっていると思うけど、もうちょっと具体的に。

原因はグリコーゲンの不足

運動で使用するエネルギーは、基本的にグリコーゲン。
グリコーゲンは肝臓や筋肉(骨格筋)に貯蓄されていて、一般的には300gくらいが貯蓄されているんだけど、100分くらい運動したらそれが無くなる。無くなると身体が「やべーグリコーゲンさん無くなっちゃった!」となって死ぬ。死なないけど。あ、でも最悪死ぬ。

ハンガーノックを予防するには

上に書いた通りグリコーゲン無くなるとマジやべーので、どうしたら予防できるかと。
運動してるとグリコーゲンが消費されるのは自然の摂理。すなわちグリコーゲンを消費しないようにするのは不可能。さてどうする人間ども。

グリコーゲンの貯蓄量を増やす

無くなったらやばいなら、無くならないぐらいまで増やしちまえ!!と。
貯蓄される場所は肝臓と骨格筋なので、単純に言うと骨格筋を大きくすればするほど、貯蓄量が増える。
ちなみに肝臓の貯蓄量は、アスリートで肝臓100g、骨格筋が500gという話があるくらいなので、肝臓を鍛えるのはあまり有効的ではなく、肝臓の鍛え方も知らない。
要は筋トレしろ!ってこと。筋持久力ではなくて、筋肉を大きくする筋トレ。
いつもよりウェイト上げて、6〜8回しかできねー!ってくらいのきつさでやると、筋肉を大きくするのに一番効率的。あとはあれだよあれ、そうだね、プロテインだね!

血糖値の増減幅を減らす

血糖値ががくっと下がる原因は、普段の血糖値が安定していない人ががくっと下がりやすいとか。
ただこの話を聞いて「糖質は悪!元々狩猟民族なんだから糖質はいらない!」なんてことを言う人もいるみたいです。
ああはなりたくないもんです。極論は世の中の悪。必要悪だとは思いますがね。
要は、米が好きすぎておかずより米だ!って人もあまり食い過ぎると良くないって話し。

ハンガーノックになったら

それでもなるときはなる。にんげんだもの。
予防したりなんだりしてもなっちゃったらどうする?

補給食を持ち歩くべし

そんなときには補給食。
エナジージェルや羊羹、ブドウ糖のあめ玉とかも良し。
とにかく吸収が早くて持ち運びに便利なものをランニングポーチにそっと忍ばせておきましょう。
ただし、症状が出る前に補給するのが鉄則。
一般的には100分くらいでグリコーゲンが枯渇するので、吸収されるまでの時間を考えると、走り始めてから60分〜80分くらいには一旦補給するのがベスト。
ただ人によっては早くグリコーゲンが無くなる事もあるので、そこはいろいろ試してみたほうがいい。

給水ポイントを作りなさい

日々のトレーニングでも給水ポイントが必要。
下手すりゃ脱水症状になっちゃうよ。給水でもグリコーゲンは吸収されるので、上の補給食だけじゃなくてドリンクも持ち歩きましょう。
ボトルポーチが無ければランニングコースにある自動販売機やコンビニで一旦休憩。休憩することを恐れていてはフルマラソンは走れません。(走ったこと無いけど)

あー疲れた。真面目な記事書くと裏取るの大変だ。
まあ情報集めは基本的に医学系のサイトとか見たから大丈夫だと思うけど。。
間違ってたらごめんちゃい